リハル

03.23

食べるを楽しむために

こんにちは。機能訓練士の高塚です。
今年は桜の開花も早く、まもなく見頃ですね。利用者さまもリハルの送迎中に車窓から桜を眺めていらっしゃるのではと想像しています。厳しい寒さの後の春の訪れは、気持ちを柔らかく解きほぐしてくれるような気がします。

さてお花見といえば食事がつきものですが、
リハルでは、お一人おひとりが「食べる」を楽しんでいただけるように工夫しています。

食べる動作に難しさがあるなどの場合は、一口大にカットしたり、噛む力や歯に問題があるなどの場合には刻んだものを提供させていただいています。また、飲み込みに問題がある場合は、とろみ付きの刻み食やミキサー食にも対応させていただいています。
汁物や水分にとろみ剤を使用することでムセが減り、より安全な摂取を叶えていらっしゃる方もいらっしゃいます。
(なお飲み込みとは関係なく、お好みで軟飯やお粥を召し上がられている方ももちろんいらっしゃいます)

一部例の写真を載せておきます。

(お粥、トロミ付き)


(軟飯、一口大)

ちょっとした食形態の工夫で十分な食事量を摂取できるようになることは決して珍しくありません。

食形態や食べ方、姿勢や環境調節などを工夫し、リハビリとの相乗効果で楽しく食べ続けるお手伝いが出来れば嬉しいです。

最近食事でムセることが多くなった、口や喉に食べ物が残りやすい、体重が理由もなく減ってきた、食事の時間が長くなった・・といったお悩みある方は是非ご相談ください。